2012年 07月 18日
私の祖父と祖母のお墓があります。
祖母は私の2年前の新婚旅行のときに逝きました
仲の良かった祖父はその1年後の秋に追うように逝きました
102歳でした
祖父は晩年まで数学を勉強し
背筋ピンッ 杖もなし ゆっくりだけど姿勢良く歩く人でした
とてもとても仲の良かったふたり
遊びに行くといつも西洋風の小窓から手を振って迎えてくれ
扉をあけると両手をいっぱいに開いて大歓迎してくれるのでした
それからシャンデリアの応接間のソファに“おかけなさい”と通してくれます
私達と祖母がゆったりソファへ腰をかけ,お話をしていると
その間祖父が隣接の書斎から何かくれようとゴソゴソ
何か見つけちゃ大事そうに持ってきてくれ
私達姉妹に持ってお帰りなさいと言うのでした
洋書だったり額だったり
それをいつもいつも祖母はうふふふふふと笑って
仲の良かったふたり
雰囲気は天皇さまと皇后さま
私達は大ぁい好きでした
赤ちゃんがいるので午前中の山口まで
姉も私も法事に行けていませんでしたが
この日手を合わせ,逢いました
そして昨夜 目をつむったら 祖父と祖母が変わらず私達を
応接間へ温かく迎え入れてくれたのです
まだ元気に生きているかのように浮かび出て
とても亡くなっているだなんて信じられない
きっと,お墓の中でもいつも一緒
仲良く暮らしているのだと思います
昨夜の,嬉しかったお話
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by yuiko27
| 2012-07-18 01:48
| のほーの!